物流新時代掲載 2022年11月7日(月)EC台頭で物流に大きな変化 問屋30年で1割以上減少し物流が集約化 |
運送形態も環境の変化に合わせて 運送形態も物流を取り巻く環境の変化に合わせていかなければならないが、 こうした状況について物流コンサルを手がけるロジクエスト㈱ 清水一成社長は次のように話す。 「昔から『問屋不要論』はあり、その数も減少しているが、 問屋が減っても運送会社の数は減らないので、仕事の減った 運送会社は、それまでと違う品物を運ばざるを得ない。 しかし、いきなり普段と違う物を運んでも上手くいくはずはなく、 コロナ禍で青果の配送に挑戦した運送会社が、野菜や果物を 傷物にし、クレーム対応に追われたというは話も聞く。 運送会社は荷主の要望通り、A地点からB地点まで荷物を運ぶ だけでは、必然的に買い叩かれる。 医薬品など小さくて単価の高い商品、長尺、重量物・液体など 特殊な荷物を運ぶことができれば、儲けを増やすチャンスもある。 縮小する業界の荷物を運んでいる運送会社は、今後どのような 荷物を運ぶのか。そのためにドライバー教育にいくら投資できる のかなど、将来を見据えて経営の舵を切る必要がある。 ★トラック情報社HP http://www.shinjidai.jp/index.php
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