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コンサルタント(講師)としてのデビューは散々でした・・・
何度か転職をしてきた私の人生。前職で、初めて「人にものを教える」という仕事に就きましたが、デビュー戦は散々たる状態だったことを今でも覚えています。
初めて開催したセミナーは、2人しかお客様に来ていただけませんでした。それでも、一生懸命「物流人財教育には何が必要なのか?」と教育は基より、「物流」の研究をする日々が続きましたが、一向にお客様の数が増える様子もなく数年が過ぎていきました。
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当初の研修参加者からは、不満の声で溢れていた。
私のセミナーに来るお客様の中には、「また、いつものつまんねぇー!! 物流研修かぁ・・・。」、「1日、席に座って話し聞かされんのかぁ・・・。」「しんどいなー」「早く帰りてーなぁー」「そもそも、机に座って仕事するのが嫌だからドライバーの仕事やってんのにさぁー」「物流現場で動いている方が1日過ぎるの早いから、研修なんか出たくないんだよね」などなど、最初に物流教育研修の講師をした時のみなさんの声は、不満に溢れていました。もちろん、講師としての私の話術や技量も拙かったのもあります。本当に悔しいというより自分自身の能力なさを痛感させられました。 どうしたら、もっと楽しい研修にできるのだろうか?せっかく、丸1日も研修をするなら、参加してよかったと思ってもらえる研修にしようと、この10年近く試行錯誤を重ねました。
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図解や映像等で分かりやすさと、
タイムリーな情報提供
その結果、現在はマンガの多いテキスト、図解でわかりやすく、映像もたくさん取り入れて1日の研修を飽きさせないように心掛け、セミナー中に気がついたらすぐに、次回のテキストの内容を入れ替えるなど、テキストを進化させ続けていきました。また物流の進化するスピードに併せて、タイムリーな情報提供をするように心がけました。 |
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~ 気軽な雰囲気づくり ~
話題のお菓子やチョコレート
セミナーに来ていただいているお客様に研修を受けてもらいやすい雰囲気作りに力を入れました。できるだけ机の上を楽しい状態にしようと、旬なお菓子やチョコレートやアメなどをふんだんに置いて、隣の席の人との楽しい会話づくりを積極的に展開しました。 |
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馴染みのどらやき屋で"どら焼き"を買ってみた
そんな雰囲気作りを気にし始めた頃、あることに気づきました。現場で体を動かしてからセミナーに来られる方や、朝ごはんを食べてこない方、仕事の都合で業務が押して、お昼を食べ損ねてお腹をすかせて研修に参加する人が多いということです。
ある時、私の大好物の1つの“どら焼き”をみんなで一緒に食べながら講義をしたら楽しいかなって思って、自腹で馴染みのどらやき屋でどら焼きを買って講義をしてみました。
そうしたら、参加者の会話の量が増え、みんな楽しかった、面白かったっと言って帰る人が徐々に増えていき、何だか自分も楽しく話ができるようになっていきました。そんな好循環が生まれ始めたことで、セミナーや研修への参加者もどんどん増えていきました。
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私のお客様は"運送・物流現場で働く方々"です
私のお客様は、毎日、朝早くから夜遅くまでトラックを運転して荷物を一生懸命にお客様のもとにお届けている運送会社の"ドライバー"、物流センターの中でピッキングや梱包作業に追われて働いている"、
"パート社員""派遣社員"など日々、机に向かって勉強をすることがほとんどない運送・物流現場で働く方々です。
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一緒に楽しく学べる“場”を作っていきたい
そんな運送・物流現場で働く仲間のために、他の物流現場の改善事例を一緒に楽しく学べる“場”を作っていきたいと思っています。
自社の常識、他社の非常識とはよく言いますが、同じ業界の他社のメンバーともたくさん交流して切磋琢磨して勉強する場を作って行こうと思っています。 |